勉強の達人は、問題集の代わりに「コレ」という要点整理の参考書を使う

勉強の達人は、問題集の代わりに「コレ」という要点整理の参考書を使います。どういうことでしょうか。このページで、詳しく説明しています。英語学習している人にお勧めです。

<目次>
1.まずは英語を理解しよう!
2.英語を理解した後は、一冊の参考書しか使わない
3.要点整理の参考書が最適
4.この英語学習法の短所は「飽きること」


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まずは英語を理解しよう!

中学英語の問題を解く前に、まずは(必要であれば数冊の参考書を使って)英語を理解します。英語を理解した後は、英語学習に挫折しないように、ページ数のが少なく、単語が簡単な問題集を選びます。

(参考)中学英語の問題を解く前にすべきこと
(参考)中学英語を「理解」するには?
(参考)中学英語の問題集の選び方

これは一般的な勉強法ですが、勉強の達人は、もっと効率的・効果的な学習をします。どのような勉強をするのでしょうか。

英語を理解した後は、一冊の参考書しか使わない

勉強の達人は、(必要であれば数冊の参考書を使って)英語を理解した後は、「コレ」という一冊の参考書しか使いません。

中には、一冊の参考書しか使わないと成績があがらない、すなわち、問題集を何冊もこなさないと成績があがらないと思っている人もいるかもしれませんが、それは誤解です。たとえ問題集を100冊解いたとしても、いつも同じ箇所を間違えていれば、それは学力があがっていないことを意味しますから。どういうことでしょうか。
たとえば、問題集を解いて答え合わせしたら、以下の5つの問題を間違えていたとします。見直すことなく、また別の問題集を解いたら、どうなると思いますか。

1.文型
2.過去形
3.現在進行形
4.現在完了形
5.関係代名詞

きっと、ふたたび、この5つの問題を間違えてしまいます。

問題集一冊目を解いた際、この5つの問題があなたの弱点であることがわかったのに、それを克服することなく、二冊目の問題集を解くと、弱点は克服されないままです。だから、二冊目も、一冊目と同じような間違いをしてしまいます。
これは三冊、四冊、問題集をこなしても同じです。
間違えた問題を見つけ、二度と間違わないようにしないと、問題集を何冊こなしても、あなたの弱点はずっと克服されないままですので、いくら問題集を解いても、あなたの学力はあがらないのです。

だから、一冊の問題集を完璧にできるようにすることこそが、もっとも大切なのです。

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要点整理の参考書が最適

理想は、 網羅性のある問題集を何度も解くことです。
※)網羅性のある問題集とは、中学英語で学習するポイントが余すことなくすべて学習できるようになっている問題集のことです。

しかし、網羅性のある問題集は、たいてい、ぶ厚く、途中で学習に挫折してしまいます。
そこで、お勧めなのが、以下の条件がそろっている参考書です。

・中学英語の文法の要点が、うまくまとまっている(要点整理)
・ページ数が少ない(150ページ前後が理想)
・例文がまとめて載っている(英文と日本語訳がある)
・適度に単語が使われている

この条件を満たす参考書を一冊購入して、例文を丸々覚えてしまうといいでしょう。

ちなみに、この条件にあてはまる参考書として「ゼロから始める! 大人のための中学英語(高橋書店)」があります。

・目次にある例文は、英文と日本語訳になっています。また、英文には英文法の要点が含まれているので、例文を覚えれば英文法のポイントも身につきます。
・例文に入っていない要点は、それぞれのページにある練習問題や復習問題に入っています。だから、目次の例文を覚えて、練習問題と復習問題を解くと、中学英語の文法の知識が身につくようになっています。

例文を完全に覚えてから、ページ数の少ない問題集を購入して、片っ端から解くと、さらに英語の実力があがります。
ただ、この際、間違えた問題があれば、なぜ間違えたのか把握して二度と同じ間違いをしないようにすることが大切です。

この英語学習法の短所は「飽きること」

新しい参考書を開いたとき、ドキドキします。
一方、見慣れた参考書を開いても、新鮮味が欠けているので、ドキドキはしないと思います。
だから、一冊の問題集を完璧にできるように、何度も読んでいると、そのうち、飽きてしまいます。
それが、この学習法の欠点です。

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