家庭教師の選び方

このページでは、英語の参考書を多数、執筆している著者が「家庭教師の選び方」を、徹底的に解説しています。家庭教師を雇う前に、ぜひ、読んでみてください。

<目次>
1.家庭教師を雇っても成績は上がらない
2.家庭教師には勉強法を教わる!
3.塾をメーンにして家庭教師はスポットで来てもらう!
4.勉強の進捗管理を家庭教師にまかせる!
5.プロの家庭教師は、どうしても私立に入りたい場合のみ


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家庭教師を雇っても成績は上がらない

家庭教師は「お金持ちが雇う」というイメージがあると思いますが、実際、家庭教師は高いです。

普通の家庭教師でも時給2,000円くらいは貰うので、たとえば、週3回、1日2時間だけ家庭教師を雇うのにも、月5〜6万円はかかってしまいます。「月5〜6万円なら……」と思われる人もいるかもしれませんが、週3回、1日2時間程度だと成績をあげることは難しい、というより、よほど基礎がある生徒じゃないと、その程度の時間で成績を上げるのは「不可能に近い」ではないでしょうか。

しかも、家庭教師の大半は大学生です。確かに難関大学の大学生なので、成績はいいですが、「知識」と「教えること」とは別物です。つまり、どれだけ頭がよくても、教えることを専門的に教育されたわけではないので、教えるのが下手な人が多いわけです。

しかも、家庭教師の間には「格差」もあります(つまり「当たりハズレ」が激しいということ)。塾のように「見張る人」がいないので、手を抜き放題ともいえます。どちらかといえば、適当な参考書を買ってきて、適当に教えるという人が多いのでは、と思っています(個人的な見解です)。

というわけで、普通は、家庭教師を雇っても成績は上がらないので(もしくは上がったとしても、効率が悪すぎるので)、家庭教師を雇う必要はないと思いますが、実は家庭教師にも使い方があります。

家庭教師には勉強法を教わる!

「勉強ができる」は、「才能」「努力」だけではありません。実は「勉強法」もあります。

たとえば、成績が悪い人ほど、授業でとったノートを、綺麗なノートにするために、新しいノートに綺麗な字で書き写したりします。
また、不正解だった問題を何度も解こうとはせずに、新しい問題を解きたがります(つまり、一度、間違えた問題を正解できるようにせずに、すぐに新しい問題を解くということ)。
つまり、無駄な作業が多いのです。

そういう無駄な作業をなくすような効率的な勉強法を見につければ、飛躍的に成績を伸ばすことができます。

前述したように、まともに何か勉強を教わろうと思えば、週3回、1日2時間程度では、時間は足りませんし、家庭教師自体にも格差があるので、家庭教師はお勧めできない状況です。
しかし、家庭教師は大抵、超難関大学に在籍している、すなわち成績が良いので「優れた勉強法」を知っています。

つまり、家庭教師に、何か勉強を教わるのではなく「どのように勉強をしていけばいいのかの勉強法」を教わればいいのではないでしょうか。
基本的には塾に行って勉強をして、週に1回、1日2時間程度、家庭教師に、塾や家庭での「勉強法」を確認してもらう利用方法だと家庭教師の格差は関係なく有効に使えると思います

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塾をメーンにして家庭教師はスポットで来てもらう!

集団塾は、優秀な塾講師に教わる費用をみんなで負担するようなものです。
つまり、集団塾の授業についていくのが、もっともコストパフォーマンスが高いといえます。
それはわかってはいても、どこかで「わからない」と、つまづくこともあります。

そこで、塾でわからなかったところをまとめて家庭教師に教わるといいでしょう。
その週に授業でわからなかったところを教えてもらうだけなので、週1日2時間程度でも十分に足ります。

このように、塾をメーンにして家庭教師はスポットで来てもらう方法もあります。

勉強の進捗管理を家庭教師にまかせる!

勉強は、長期間、続きます。
つまり、長い期間勉強し続けることが大切なので、勉強の進捗管理が重要です。

理想をいえば、子供が自分で進徳を管理することなのですが、なかなかそういう子供はいません。
費用の面からいえば、親が勉強の進捗の管理をするといいと思うかもしれませんが、馴れ合いが生じたり、ケンカになったりすることもあります。

そこで、家庭教師を利用するのも1つの手です。
進捗を管理するだけなので、週1日2時間程度でも十分に足ります。

プロの家庭教師は、どうしても私立に入りたい場合のみ

「ウン十万円、ウン百万円かけても、あの私立高校に入学させたい」

そう思うなら、プロの家庭教師を雇うのも一つの手です。プロの家庭教師は、普通の家庭教師と違って、極めて高価ですが、やはり専門にやっているだけあって、質が高いことが多いです。
ただし、実績があるプロの家庭教師でないと効果がないこともあるので、実績を確認するようにしましょう。

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