中学英語の弊害
多くの学校・塾では、以下のように教えていると思います。
「『can=be able to〜=〜することができる』だ。入試にでるので、覚えておきなさい!」
しかも、入試問題も以下のようになっています。
◆He can play tennis.=He( )( )( )play tennis.
(彼はテニスとをすることができる)
「左と右の英文を見比べると、『can』があるかないかが違う。そういえば、学校・塾で、『can=be
able to〜=〜することができる』と覚えさせられたな・・・ということは、答えは『is
able to』だ!」ということで、問題が解けてしまうのです。
つまり、英語を理解していなくても、「can=be able to〜=〜することができる」を覚えているだけで、問題が解けてしまうのです。
学校・塾は、偏差値が高い高校に合格させることができれば、評価されます。つまり、このような「穴埋め問題」や「選択肢の問題」を「確実に」解けるようにすることが、学校・塾にとっては重要なことなのです。
※)ちなみに、このように教えることが悪いといっているわけではなく、このように教えると効率的に成績をあげることができてしまうので、仕方がないのですが・・・(参考:中学英語で成績を上げる方法)
中学英語だけでは「英語が苦手」になる!
中学英語で、そこそこ成績が良くても、「食べ物欲しい」を「Food want」のように言ってしまう人や、「あ〜あ!バス、行っちゃったよ!」を英語にすることができない人が多くいます。
※)中学英語が「理解」できていれば、「食べ物欲しい」を「Food want」にするような間違いはしないですし、「あ〜あ!バス、行っちゃったよ!」も英語にできます。
なぜ、中学英語で、そこそこ成績が良くても、中学英語レベルのことで、つまづく人が多いのでしょうか?
実は、中学英語では、多くの教師が、「穴埋め問題」「選択肢の問題」を効率的に解くための「試験対策」「試験用のテクニック」に走ってしまって、「理解」というものが置いてきぼりにされているためです。「英語を理解」できていないので、本来は「できるはずのこと」が出来なかったり、「英語といえば、暗記・・・つまらない、退屈だ」と思う人が多いのです。
なので、そのまま大人になって、「中学英語は得意だったんだけど、どうも英語が苦手で・・・」となってしまうわけです。つまり、英語が苦手な人が、なぜ英語が苦手なのかを追及していくと、「理解」が置いてきぼりにされているためなのです。
そこで、中学英語といえども「英語を理解」することが重要だと思います。
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